おひとりさまタイへいく その5

 

どんどんいきましょー

 

さて、ちょこちょこ話にでてるサクヤンですがそれってなんぞや?

と思う方もたくさんいてると思います。

 

少し説明しますと

 

sak yant

 

タイの伝統的なタトゥーのことです。

一言で言うとタトゥーだが、世間一般のファッション的な感じではなく宗教的な意味合いが強い。

色々な図形や言葉を肌に彫り、そのデザインによって異なる神聖な魔力が込められている。

魔除けや幸福、困難に打ち勝つ力、様々な動物の力などを自身に宿すと言われてるみたいです。

その力はとても強くて、虎などの動物のモチーフのサクヤンを入れた者にはその動物の魂が乗り移るとか移らないとか。

また信仰心が強ければ強いほどその効果も比例するらしい。

 

ただ、1つ制約があってそのサクヤンの種類によって制約されるものもある。

例えば、大酒を飲むことがダメだったり、パートナー以外の異性とエ○チをしてはダメだったり。

もし破ってしまうと信仰心に反比例して負の力を宿すとか。

その場合はもう一度サクヤンを彫ったお寺へ行き彫って貰ったアチャーン(僧侶)に会いに行きます。

するとまた魔法の効果が復活するとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、すごくね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホッテモライタイナ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし軽い気持ちで彫ってもらうのは良いことではないと思う。

 

でも彫ってもらった時、自分がどう感じるか、どんな変化があるかという興味の方が断然上にある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

好奇心には勝てないの♡←

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで今回の旅の目的の1つ

 

 

サクヤンを手に入れよう!

 

 

タトゥーショップで彫れる所はいっぱいあるけどやっぱりsak yant templeに行ってアチャーンに彫ってもらいたい。

 

なので色々調べたが詳しく書かれているサイトがほとんどない状態。

唯一の手がかりはお寺の場所がわかった事!

場所はナコーンパトム群ワットバンプというお寺。

 

なのでここからは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっとだけズルします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その内容は、現地ガイドを雇う。

 

これが一番安心ですね。

 

ただめちゃめちゃ高い。泣

 

半日で3500Bほど

 

 

日本円で1万円越えですね。

 

 

 

 

うん。払いました。

 

 

 

だってかなりローカルな所に行くんですよ。

それにきっとタイ語Onlyなはず。

礼儀作法とか値段とかやりとりは必須やし。

 

 

 

 

結果で言うと大正解でした!

 

 

 

それでは本編へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おひとりさまSak Yantを手に入れる

 

 

 

カオサンのホテルで起きたのは6時30分頃。

 

現地ガイドが来るのは7時。

 

大急ぎで準備を済ましてロビーへ下りるとすぐさま発見。

 

Mr.kentaman

とでかでかと書いてあるペラペラの紙を持ったおじさん2人。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん?2人?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本人の若者ひとりとタイ人のおっちゃんふたり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はたから見たらなかなか異様な風景ですよね笑

 

しかもひとりは首から水筒ぶら下げてるし。

 

 

遠足気分か!

 

 

ちょっと愛おしく感じました←

 

 

話を聞くと、ひとりは通訳兼案内人、もうひとりはドライバー。

 

水筒の持ち主はもちろん案内人。

 

 

まー料金も変わらんしええか!

てな感じでlet's go!

 

車に乗り込み出発!

 

 

3分後

 

 

 

ガソリンスタンドへ到着

 

 

 

いや、事前に入れとかんかい!笑

 

 

国民性なんでしょうね。

 

全然気にしやんけどね(^з^)-☆

 

 

 

結構長い時間ハイウェイを走り目的地付近へ。

 

 

 

 

ちょっと様子が変な水筒くんとドラちゃん。

 

 

なにやら口論してる水筒くんとドラちゃん。

 

 

車を停めるドラちゃん。

 

 

地元の人らしき人に話しかけるドラちゃん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、道わからんのかい!笑

 

 

 

 

 

無事に解決したようで目的地に到着。

 

こんな感じ

 

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独特な像がいっぱい


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さて、ここからは水筒くん頼みです。

 

 

入口の場所を聞いてもらい。

 

 

サクヤンを彫って貰うにはどうすれば良いか聞いてもらう。

 

 

 

 

 

 

 

 

うん。水筒くんも初めてだったんだね♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガイドなのにその場所へ行ったことが無いんだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事前にナコーンパトムのワットバンプラに行きたい伝えてるんだけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国民性だね♡

 

 

 

ま、これもおもしろいなーと思い気にしないことに!

 

 

 

さて、まずは受付的な所でお供え物の花を購入。

 

そして先へ進み本堂へ。

 

入ったら靴を脱ぎ、お供え物コーナーへお花とチップ?(20Bほど)を供えます。

 

供えてからアチャーンの近くへ行き、正座をします。

手を合わせて祈り、祈ったら手を床につき頭を下げる(土下座状態)。これを高速で3回繰り返します。

おそらく格式の高い方へ対しての挨拶的なものだと思います。

 

 

 

是非みなさんやってみてください笑

 

2秒くらいで3回済ますスピードで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

めちゃめちゃぎこちないでしょ笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、また話が脱線しました。←

 

 

 

 

 

 

そして、挨拶を済まし列へと並ぶ。

 

並ぶと同時にどっかに行ってしまう水筒くん。

 

ちなみにドラちゃんは現地に到着してから車から降りてこなかった。

 

 

 

ひとりぼっちの僕。

 

 

 

 

超不安。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず周囲を見渡し、この状況に慣れる。

 

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おそらく写真撮影禁止っぽい雰囲気だったのでこんな写真だけ。

 

 

 

 

 

 

僕の前にいたのは10代後半のカップル。

 

少し話してみるとどうやら彫って貰うのは彼女の方。彼氏は痛いから嫌だって。

 

彼氏はピザ屋で働いていて彼女は主婦。

 

実は結婚していると。

 

あんまイメージなかったけどこっちの国の人は結婚するの早いのかねー

 

個人差あるやろうけど。

 

で、その彼女?奥さん?は今回来るの2回目らしい。

 

色々聞けるやん!

 

と思ったところに水筒くん参上!

 

ナイスタイミング!

 

 

 

 

 

 

 

片手に飲みかけのコーラっぽいの持ってるけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え、何のための水筒?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中身無くなったんかな?笑

 

 

 

 

 

 

 

愛おしい←ウソ

 

 

 

 

 

 

ま、それは置いといてタイ語の翻訳もバッチリで一番上に書いたような事など教えてもらいました!

他にはサクヤンの入れる場所、図柄などは選べないとのこと。

アチャーンがその人に合ったものを彫っていくと。

 

 

 

 

 

話をしている間に順番に1人ずつ彫られていく。

 

 

なかなか速いペースで。

 

 

施術されている人の表情がこれまた痛そうな顔。

 

 

大丈夫かな、、、

 

 

途中でお布施を取りに来たので100Bだか200Bだかを渡す。

 

 

 

 

僕の前に並んでた奥さんが終わりいよいよ僕の番。

 

 

 

服を脱ぎ、高速三回土下座をして背を向ける。

 

神聖な水らしきもので施術する箇所を拭いて貰う。

 

間髪入れずにすぐに開始。

 

バンブースティックでの手彫りではなくマシーンを使って。

 

 

 

めちゃめちゃ痛い。

 

 

ゴリゴリと皮膚を切り裂かれるような痛み。

 

 

 

歯を食いしばって耐える。

 

 

感覚的には5分くらいかな。

 

 

アチャーンの手が止まり聖水?をかけられる。

そして祈りを捧げてもらう。

 

これで完成かと思いきや

今度は別室へ移動する。

 

ここでもお供え物の花やお札を購入し、お布施を添えて僧侶に手渡す。

 

おでこに金箔を貼られ、聖水をかけて貰い祈って頂く。

 

これで儀式?は全て完了です!

 

 

 

この頃には痛みもなくなり、未知なるパワーが溢れ出してきた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と思いたい←

 

 

 

 

実際は変化は感じられなかったが、御守り的な感じでこのサクヤンを信じたいと思います。

 

信仰心はなくとも自分で考えてやったことは信じれるはずなので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらやだステキ←

 

 

 

 

 

今回彫ってもらったのがこちら

 

 

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血がうっすら滲んでますね。

 

ガオヨードという図柄でまず初めに入れるものです。

意味はあらゆるもの(厄災等)から身を守ってくれ、正しい道へ導いてくれるとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後にこれを見て興味の湧いたモノ好きな方もいるかと思います。←コラ

 

 

ですが、

消毒は火で炙るだけ。

インクはもちろん使い回し。

 

HIVB型肝炎などにかかる可能性もあるので

よく考えてからやりましょう。

 

 

ちなみに僕は日本に帰ってからきちんと検査にいって、全て陰性でした。

 

 

 

ちなみにこの場所はタイ人にとってすごく神聖な場所なので観光で行くような所ではないと感じました。

実際、外国人は僕1人だけでした。

 

またこれはリスクのある行為やし、デザインも選べないのでファッション感覚で入れたい人は腕のいいタトゥーショップに行きましょう。

 

サクヤンの効果があるかはわかりませんけど←

 

それでも本物を手に入れたい方はガンドさんを連れていくことをおすすめします。

 

もしかしたら水筒くんにあえるかも笑

 

 

結構長くなりましたね笑

 

これにておひとりさまサクヤンを手に入れる編を終わります!

 

 

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